子どもの成長発達の基盤を整えよう
大人も子どもしっかりと1日に必要な睡眠時 間を取るのは健康の維持に欠かせませんが、 1日の睡眠量を確保するだけではなく、規則 正しい生活をすることが健康や日中のパ フォーマンスを最適にしたり心身ともにしっ かりと成長発達するためにとても大切です。
遅寝、遅起きは時差ぼけ!?
「早寝早起きが良い」と聞く機会もあるかもしれません。これには理由があります。睡眠時間がしっかり足りていても、保育園や幼稚園、学校などの社会の生活リズムが体の「眠る」「起きる」のリズム(体内時計)とずれてしまうと、1日を元気に始められません。生活リズムと体内時計がずれてしまう「時差ボケ状態」になっています。これを「社会的時差ボケ」といい、子どもの睡眠の成長発達や社会生活にとって問題が指摘されています。
また、この時差ボケは土日に遅寝遅起きになるだけでも起こり、月曜日からの生活に支障があります。土日でもなるべく起床就寝時間は平日と同じに過ごし、日中はゆっくり…が社会的時差ボケを防ぎます。
例えば:週末の起床時間=その子にとっての「朝」となってしまうと…
体内時計
8:00 – 子どもの身体の起床時間
社会生活
6:00 – 生活リズムの起床時間
7:00 – 朝食
社会的時差ボケ状態
- 血圧も体温も上がらず、なかなか起きられない。
- 眠くて7時に朝ご飯をしっかり食べられない。
午前中は元気が出ず、積極的に遊んだり学習できない
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